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アトピー性皮膚炎の治療方法について 

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アトピー性皮膚炎の方へ 生活方法について説明します。参考にしてください。アトピー性皮膚炎の患者さんはいくつかの病院で治療を受けたり、アトピーに効くといわれている漢方などを飲んでみても炎症があまりよくならないと言う方が多数いらっしゃいます。そのような患者さんの約9割が、生活指導に誤りがあり、不適切な治療を続けていることがわかっているそうです。

アトピー性皮膚炎
の患者の治療について参考文献の内容を以下に記載します。

■ステロイド外用薬の使用法
アトピー性皮膚炎の外用薬としては、ステロイド外用薬がもっともすぐれた効果を発揮します。入浴直後に、皮膚炎の起きている部分にうすくのばして、すり込みます。1日1回の使用で皮膚炎がよくなったら、塗る回数を2日に1回、3日に1回と減らしていきます。なお、1日1回の使用で皮膚炎がよくならない場合には、その薬は自分には合っていないと考え、ほかの薬にかえてもらいましょう。  
 
■ステロイド外用薬の副作用
ステロイド外用薬正しく使えば副作用はほとんど起こしません。しかし、長期間ステロイド外用薬を漫然と使い続けていると、多毛(毛深くなる)、皮膚萎縮(皮膚がうすくなる)、瘡(ニキビ)などの副作用が出てきます。ステロイドの副作用は、強いステロイドでも弱いステロイドでも起こります。「弱いステロイドは安全」と考えてはいけません。成人患者の顔に弱いステロイドを塗り続けていると、ステロイド顔面紅斑(赤い顔)になることがあります。なお、ステロイドの副作用は、ステロイドの使用を中止して、適切な治療を行えば治ります。  
 
■プロトピック軟膏
最近発売された新しい外用薬で、ステロイドとはちがう免疫抑制剤の外用薬です。顔面の皮膚炎、とくにステロイド顔面紅斑に有効です。副作用はステロイド外用薬に比べて少ないのですが、専門医の指導を受けながら使用してください。  
 
■抗ヒスタミン剤と抗アレルギー剤
アトピー性皮膚炎の内服薬には抗ヒスタミン剤あるいは抗アレルギー剤を使います。眠気などの副作用が出ることがありますので、自分に適した内服薬を主治医と相談して決めてください。  
 
■重症アトピー性皮膚炎の治療
アトピー性皮膚炎が重症化すると、年齢に関係なく、患者さんの15%〜20%に白内障(アトピー性白内障 )が出てきます。重症の患者さんにはステロイド短期内服を併用し
て、なるべく早く皮膚炎を軽症レベルにコントロールします。皮膚炎が中等症〜重症である患者さんは、定期的に(年に数回)、眼科で白内障の検査を受けてください。  
 
■悪化原因の検査
以上の治療でなかなかよくならない場合、あるいはよくなっても再発を繰り返す場合には、専門医で悪化原因の検査を受けてください。外的な悪化原因はパッチテスト・光パッチテストで調べ、内的な悪化原因は除去・投与テストで調べます。悪化原因を見つけて除去すれば、皮膚炎は普通の治療でよくなっていきます。

治療には信頼のおける皮膚科の専門医を選び、必ず治ることを信じて正しい治療を受けることが大切です。
****アトピー性皮膚炎の生活指導と治療法について(滋賀医科大学)より

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[ 2007/06/21 18:20 ] 関連記事 | トラックバック(-) | コメント(-)